子どもの発達障害・知的障害を受け入れられなかった私が、障害受容できるまで。

親としての思い・悩み

 

 

長女のいち子は、3歳半で発達検査を受け、自閉症スペクトラム障害・軽度知的障害の診断を受けました。

 

障害を受け入れるまでの心境の変化や、気持ちを切り替えるためにやって良かったこと、今の気持ちなどについて書きたいと思います。

 

 

絶望~診断後の気持ち

 

発達検査を受け、診断を受けた直後は、私は少しは冷静でした。

なぜなら、発達障害についてはほぼ確信していたからです。
2ヶ月以上葛藤し、受け入れる心の準備はある程度はできていました。

「ほら、やっぱり」という気持ちでした。

 

ですが、実際には知的障害の診断も受けていたのです。

発達検査後の説明の際、心理士さんや主治医の先生は、親がショックを受けないように、「発達の遅れ」という表現を使われていました。

なので、最初は状況を十分に理解できていなかったのです。

 

結局、帰宅後に調べたり考えたりしている中で、発達指数69という数字は「軽度知的障害」に該当するということを理解しました。

 

いち子は、パズルもできたし、絵本の暗唱もできるくらい記憶力も良かったので、知的障害はないと思い込んでいた私は、大変なショックを受け、絶望しました。

(実際には、記憶力が良いのも障害特性の1つだった)

 

我が子が、「知的障害」?

普通学級に行けないかもしれないなんて……。

 

そこからしばらくは、現実を受け入れられず、浮き沈みの激しい日々を過ごしました。

 

 

夢だったら良いのに…
いや、夢なんじゃないか?

と思ったり、

 

昔の家族写真を見て、

どうしてうちの子が?
この頃に戻りたい…

そして何事もなかったことになって欲しい…

 

なんて思ったり。

 

 

公園で定型発達子と思われる子と比べては、

「なんでうちの子だけが…」

と絶望することも多かったです。

 

 

クラスの他の子との発達・能力の違いを感じたときも、とても耐え難い気持ちになりました・・・。

 

 

上手に食べられない、トイレに行けない、描けない、同じことばかり聞いてくる、理解力がない、何度言ってもできない…

1つ1つに絶望し、イライラしました。

 

 

以前なら「みんな大変な思いをしながら子育てを頑張ってるんだ」と思って我慢できたことも、「発達障害・知的障害だから、私だけ大変な思いをしてるんだ」と思うと、耐えられない気持ちになりました。

こんなに早く診断なんて受けない方が幸せだったんじゃないか?と思うことも多々ありました。

 

当時私を支配していたのは、

「なんでうちの子だけが!?」

という思いです。
悔しくて悲しくてたまらず、人の幸せを喜べなくなっていました。

 

産まなければ良かった、とも思いました。

夫側の遺伝子のせいにして、結婚しなければ良かった…とさえ思いました。

 

どうしても、ありのままのいち子を受け入れることができず、自分は優秀な子が欲しかったのか…!優秀じゃない子は愛せないのか…!自分はなんて最低な親なんだろう…!と、自己嫌悪しました。

 

私はいつまでこんな精神状態なんだろう…

いつになったら受け入れられるんだろう…

 

そんな、出口の見えないトンネルをさまよう日々は2ヶ月ちょっと続きました。

 

 

 

その後~やって良かったこと2点

 

 

上記のとおり、どん底状態だった私ですが、いつまでもどん底のままということはありませんでした。

 

その後、徐々に現実を受け入れ、少しは割り切れるようになってきました。

子育てを楽しい、いち子を産んで良かったと思える瞬間も増えていきました。

 

 

気持ちを切り替えるにあたり、やって良かったことが2つあります。

 

1点目は、断捨離

 

鬱々として無気力な状態が続いていたのですが、断捨離は淡々と物を捨てるだけなので、やることができました。

 

すると、どうでしょう。

 

物を捨て、片付けるたびに気持ちが明るくなっていきました。

気持ちを切り替え、鬱々した状態から抜け出すのに、断捨離は最適な方法だと感じました。

 

 

やって良かったこと2点目は、家族でお出かけすることです。

 

発達障害の子にとって、お出かけで自然にふれあったり、体を動かしたり、刺激を得ることは大切といったことを本で読んだこともあり、さらに気候が良くなったこともあり、家族で積極的にお出かけをするようになりました。

子どもと一緒に自然の中で体を思い切り動かし、笑うことで、本当にリフレッシュができ、幸福感を感じることができました。

 

このように、断捨離とお出かけは、気持ちを切り替えるのに非常に役に立ったことです。

同じような境遇の方にはおすすめしたいです。

 

 

今の心境

 

今、診断を受けてから半年以上が経ちました。

 

今では、いち子の障害をほぼ受け入れることができており、絶望的な気持ちになることはほとんどありません。

 

支援学級に通うことになる可能性があることも、将来は自立できない可能性があることも、当時は本当に受け入れがたいことでしたが、今では冷静に受け止めています。

 

それに私も、下の子(にい太)の世話や仕事も忙しく、そのことばかり考えて立ち止まっている暇はないという状況です。

良いんだか悪いんだか分かりませんが…

 

 

ただ、絶望的な気持ちにまではならないとはいえ、モヤモヤしたり、悲しい気持ちになることはやっぱりあります。

 

一番モヤモヤするのは、保育園のクラスの他の子たちが、コミュニケーションを取って仲良くしている光景を見たときですかね…。

いち子は、お友達とコミュニケーションが取れませんから…

他の子たちはキャッキャ言いながら一緒に帰っているのに、いち子はお友達にバイバイすら言いません。

他の子たちとの違いを感じて悲しくなりますし、いじめられたりしないだろうかと、心配になったりします。

 

他にも、小さいモヤモヤはたくさんあります。

不安も、疲れを感じることもたくさんあります。

 

それでも、障害を受け入れられずにどん底だったときに比べたら、前向きですし、幸せです。

ありのままのいち子を受け入れられるようになって、本当に良かったと思っています。

早い時期に気づいて診断を受けることができたことも、良かったと思っています。してあげられることが、たくさんありますから…。

 

とにかく今は、二次障害などを起こさずに人生を楽しんでもらえるよう、できる限りのサポートをしていきたい、という気持ちです。

これからも多くの困難が待ち受けていて、疲れたり、悲しくなったりする日もあると思いますが、どん底からは這い上がることができたので、今後も一つ一つ乗り越えていきたいと思っています。

 

 

 

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コメント

  1. ゆきんこ より:

    初めまして。
    軽度知的障害の男の子(3歳)を持つ母です。
    こちらのブログにたまたまたどり着きました。
    記事の内容が今の私の心境にとても近かったので、思わずコメントしてしまいました。

    私は今年の10月に息子の軽度知的障害が判明してから「どん底」の気持ちで過ごしています。
    保育園で健常の子との違いを感じて落ち込んだり、健常の子のママが妬ましくなったり、産まない方が良かったのかな、と涙する日もあります。
    まんまるママさんのブログを読んで、自分のことかと思うくらい共感しました。

    これから息子とどう向き合うか、将来のこと等考えると暗い気分になっていましたが、
    まんまるママさんのように同じような境遇で頑張っておられるママがいると思うとすごく勇気づけられました。
    ありがとうございます。

    ブログ参考にさせていただきます。
    お互い子育て頑張りましょうね。

    • まんまるママ まんまるママ より:

      ゆきんこさん

      コメントありがとうございます。
      こんな小さなブログにコメントをいただけることがあるとは思っておらず・・・気づくのが遅くなり、すみません。

      10月に分かったばかりなんですね。

      >健常の子との違いを感じて落ち込んだり、健常の子のママが妬ましくなったり、産まない方が良かったのかな、と涙する日も

      本当に、1年前の私と全く同じです。辛いですよね。
      私も判定を受けてからの1、2ヶ月が一番辛かったです。

      それでも、記事に書いているように、今ではそれなりに前向きに過ごせるようになりましたよ!

      まだ時間はかかるかもしれませんが、ゆきんこさんも少しずつ、明るい気持ちを取り戻していけますように・・・
      大自然で親子で思いっきり遊ぶのはオススメです。落ち着いたら、ぜひ!

      コメント本当にありがとうございました!ブログの更新が滞っていたのですが、やっぱり細々と続けようかなという気持ちになりました。