発達障害を予防・改善するために、家庭でやるべきこと

家庭療育

 

 

先日、下記の記事で、澤口俊之氏の『発達障害の改善と予防:家庭ですべきこと、してはいけないこと』の内容や感想をまとめました。

 

【レビュー】『発達障害の改善と予防:家庭ですべきこと、してはいけないこと』の内容や感想
脳科学者・澤口俊之氏の『発達障害の改善と予防:家庭ですべきこと、してはいけないこと』の内容や、感想などをまとめます。 『発達障害の改善と予防:家庭ですべきこと、してはいけないこと』の概要 ...

 

この記事では、当書に書かれていた、「発達障害を予防・改善するために家庭でやるべきこと」の具体的な内容を、年齢別に、備忘録としてまとめたいと思います。

 


 

 

 

発達障害を予防・改善するために家庭でやるべきこと(年齢別)

 

以下、本に書かれていた内容のうち、大切だと思ったことを挙げています。(これはどうなのかな?と疑問に思ったことや、これはできないな、と思った内容は挙げていません。)

 

0、1歳頃から

・密な母子のコミュニケーションをとる

目と目を合わせる、頻繁な語りかけ、笑いかけ、スキンシップ、添い寝などの全てが、脳の発達を促す。

喃語の時期は喃語を真似て返す、子守唄や読み聞かせも。

 

 

・運動を自由にさせる

乳児期は、運動機能の発達が脳の発達に直結する。特に素足での運動は◎。

 

 

 

・おばあちゃんに手助けしてもらう

子どもに頻繁に語りかけてもらい、言葉漬けのような生活に。

おばあちゃんとよく接する幼児ほど知能が高い、というデータもある。

 

 

指と声の両方を使って数を数える(1歳半頃〜)

声だけでなく、指を使ったボディーランゲージを組み合わせることで、数を言えるようにすることで、「ファスト・マッピング(※)」の脳内基礎ができる。(数は本質的に抽象性とカテゴリー性を持っている)

 

※ファスト・マッピング・・・ある言葉を覚えると、その言葉が示すカテゴリーが同時に分かり、同じカテゴリーの対象を同じ言葉で言える、という現象で、これにより語彙爆発が起きる。

 

 

2、3歳頃

 

・しつけを行う(生活習慣をきちんとつける)=時間制限法

ある一定の時間内で食事をする、ある時間からある時間までは遊ぶ、一定の時刻で起きる、寝る。

「行ってきます」「いただきます」「ごちそうさま」「ただいま」など、あいさつをすることで「行動の区切り・制止」が身につく。特に、食べ物を前に「待つ」という行為を伴う「いただきます」は重要。

 

 

・箸を使う

補助箸ではなく普通の箸を使うことで、脳機能が発達する。

 

 

・米と魚を基本とした和食がベスト

炭酸とカフェインが入っている甘い飲み物は厳禁。ショ糖ではなく果糖ならOK。

 

 

・外での集団遊び(3人以上)、多少危険な外遊び

ADHDかその傾向がある場合に重要。外での集団遊びを積極的にすることで脳が適切に発達する。

また、多少危険な外遊びは「これ以上したら危ないからやめよう」とか「進む方向を変えよう」といった自己制御を伴うことが多く、注意力も必要となり、こうした脳機能はADHDといった発達障害に深く関係するため、発達障害の予防や改善も期待できる。

 

 

・デジタル機器での1人遊びや知育教材、長時間のテレビ視聴は避ける

非現実的な刺激は「過刺激」となり、脳の発達にマイナス。

英語の早期教育など発達段階に即さない教育も、不適切な月齢で不適切な脳操作を行うことになり、脳の発達を阻害する。

 

※フラッシュカードを過度に行うことで、素早い刺激を求める脳になってしまい、注意散漫や多動という症状が出るという調査結果もあり。

 

・保育園に入れる

 

生活習慣を身につけることができ、同年輩と遊ぶことができる保育園は脳の発達に大変良い。

 

 

4歳頃

 

・読み聞かせの際、内容に関して質問をしたり、要約をさせたりする

「おばあちゃんは何をしてた?」「おじいじゃんとおばあちゃんは、どっちが先だった?」「どんな話だった?」。

→内容の要約は、知能や学力を高める。

子どもに読んでもらうことも重要。

 

 

・数字訓練をする

 

まずは指を使って数えるなど、数の概念を徹底的に教える。数の概念が身についたら、数字が読める、数字が書けるという段階まで訓練を。

 

 

・山なりのキャッチボールをする

キャッチボールには、対象物を眼で追い、落下点を予測してキャッチするという高度な脳機能が必要で、発達障害がある場合でいない場合も多い。軽いボールや小さめのぬいぐるみなどを使って日常的に行うことで脳機能の改善が図れる。

 

 

5、6歳頃

 

・ルールが入っている集団遊びをする

ルールが入っていることで、ワーキングメモリを豊富に使うという意味が強くなる。「自由で主体的」「多少危険」という要素が入っていることも重要。

 

・好奇心にもとづく遊びをする

好奇心は集中力や主体性の「元」であり、好奇心を発揮するほど好奇心は向上する。休日に動物園や博物館に行って好奇心を育むのも◎。

 

・創造的な遊びをする

絵を描く、オブジェを作る、砂遊びなど。ワーキングメモリは創造性と深く結びついている。

 

 

・テレビを見るならバラエティ番組にする(1日2時間未満)

バラエティ番組は、泣いたり笑ったり怒ったりと、社会関係が豊富なため、脳の発達にプラスになる。

 

 

・ワーキングメモリ訓練(数字カード法)を行う

ワーキングメモリ能力を向上させれば、ほかの様々な高次脳機能が汎化的に向上する。

 

 

・スキルを伸ばすこと、知識の詰め込みばかりするのは不適切

例えば計算スキルを伸ばしても、脳機能が向上するとは限らない。知識を持っていても、活用する能力がなければ意味がない。

 

 

以上。

 

 

まとめ

 

澤口俊之氏の『発達障害の改善と予防:家庭ですべきこと、してはいけないこと』において書かれていたポイントをまとめました。

デジタル機器や長時間のテレビ視聴を避ける、外遊びや創造的な遊びが大切、絵本の内容を質問するなど、基本的で取り組みやすいことも多かったのではないでしょうか。

箸を使う、キャッチボールをする、などはうちの子にはなかなか難しいこともありましたが、今後取り組んでいきたいと思います。

 

 

発達障害の子を持つ親として、上記のポイントを意識しながら生活し、上記のポイントを押さえた生活ができているか、随時チェックすることも忘れないようにしたいと思います。

 

 

 

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